スターアライアンスとは、航空会社の連合体のことです。世界各国には、多くの航空会社が存在していますが、その航空会社が提携してやっていこうということです。スターアライアンスと同様の航空会社の連合体は他にスカイチームとワンワールドがありますが、スターアライアンスはこの連合体の中でも一番加盟会社が多く、最大の連合体となっています。
スターアライアンスには、1997年に設立されました。スターアライアンス設立当初は5社しか加盟していませんでしたが、2006年現在18社が加盟しています。日本の航空会社ではANA(全日空)が加盟しています。
スターアライアンスは航空会社の連合体ですから、加盟している会社同士が何らかの形で提携しているのは明らかですが、では我々一般客にとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。
例えば、日本から海外へ航空機を利用していく場合、大都市であれば直行便がある場合が多いでしょうが、小都市や国際空港でないところへいく場合、乗換えしなければなりません。普通であれば、一旦到着した空港で降りて、そこで乗り換える飛行機への搭乗手続きをしなければなりませんが、スターアライアンス加盟航空会社間の乗換えしかない場合は、最初の空港で一括して搭乗手続きをすることができます。また、登場する際に預ける手荷物も、スターアライアンス加盟会社間の乗り換えであれば、そのまま手荷物も乗せ換えてくれますから非常に楽です。
最近は、どの航空会社でもマイレージというサービスを提供していますが、スターアライアンス加盟会社の飛行機を利用した場合、その分のマイルポイントも加算されます。勿論、全部が全部というわけではなく、何%と決まってはいますが、細かくこだわっている人ならともかく、そうでない人からしてみれば、1社のマイレージを持っていれば後は自動的にそのマイレージにたまっていくので非常に便利です。
余り一般的ではないかもしれませんが、スターアライアンス加盟会社の航空機を乗り継ぐことによる世界一周プランを受けることができます。金額も割安になっており、また登場有効期間も1年間となっているので、1年間の間に世界中を低額料金で周ることができます。総距離と途中下車の回数は決まっていますが、その範囲内であればある程度自由にコースなどを設定することができるので、世界中を回りたい人にとっては非常に便利です。
大体、どこの会社でもマイレージ会員にはゴールド・シルバーといった上級会員が設定されていますが、ある1社の上級会員になると、スターアライアンス加盟各社の上級会員サービスが受けられます。例えば、全日空のマイレージのプラチナ会員になっている場合、全日空が乗り入れている空港のラウンジを利用することができますが、乗り入れていない空港にはラウンジそのものがありません。しかし、その空港に他のスターアライアンス加盟会社のラウンジがある場合、そのラウンジを利用することができるわけです。
このように、スターアライアンス加盟会社間であれば、共通のサービスを受けることができますが、それはスターアライアンス加盟会社が航空便を提供しているところにおいてだけ有効ですから、
・スターアライアンスの加盟航空会社が多く
・スターアライアンスの航空便が充実しており
・かつ、世界の広い範囲をカバーしている
といったことが満たされていなければ余り意味がありません。では、今現在スターアライアンスがカバーしているエリアはどれくらいでしょうか。スターアライアンスは、若干南米・南欧のネットワークが弱いものの世界中のほぼ全てのエリアを網羅しており、大体の場所であればスターアライアンス加盟会社の航空機を乗り継いでいくことが可能です。特にアジアにおいてはスターアライアンスには4社が加盟しており、非常に広範囲のネットワークが構築されています。他のスカイチームやワンワールドも同様にサービスを行っていますが、スターアライアンス加盟会社数が一番多いこともあり、サービスの充実度では他の航空会社の連合体を一歩リードしている形になっています。
2006年時点で、18社が加盟しているスターアライアンスですが、今後4社が加盟を予定しており、ますますスターアライアンスのネットワークが広がっていくものと思われます。まだスターアライアンス設立から10年たっていないこともあり、これからますます加盟会社数も増え、サービスも充実していくことが予想されます。なんにせよ、利用する我々にとって見れば、サービスが充実するのはいいことです。今後、さらにスターアライアンス加盟会社が増え、サービスが充実していくといいですね。
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